実績№.2コロナ関連融資の返済対応。借入を増やさず資金確保。安心は計画で補完。

コロナ資金の元金返済が開始されるにあたり手元資金が薄くなり資金繰りに不安があるため、改善策のアドバイスを受けたいと相談されました。当社はコストも適正に運用されており、大幅な受注減が資金不足に直結しています。借入金を増やしたくない!!社長の意に反し金融機関と税理士は増加運転資金の借り入れを提案していました。アドバイスでは、外注の見直しと手元資金を減らさない経営(リスクマネジメント)を指導しました。資金を確保したうえで売上増進を図っています。手元キャッシュは増加傾向にあります。

コロナ渦で、赤字幅が増大し債務超過となる。社員11名の製造業者です。コンサルティングの内容としては、①決算を時系列で比較②実態財務の作成③コストの内容精査④財務指標の分析⑤代表者ヒアリングを行いました。そのうえで、事業モデルを再度見直ししています。

<結果>

指導開始8か月ですがコンサルティング後は、手元資金を減らさず着実に経営ができはじめています。今後コロナ資金の返済しながらも3年~5年後には借入金を一括返済できるだけの手元資金を確保する計画です。年商が半減し減収赤字を続けていましたが、コロナの落ち着きとともに収入改善が少しずつ見込まれております。今後は、自力で収支改善ができるところまで行うため、時間を要する顧客関係の構築(サービス)を現在企画中です。​


指導前:手元資金12百万円 借入金残高20百万円​
指導後:手元資金18百万円 借入金残高20百万円​
※時間を作ったら肝となる、技術力をPRする広告スケジューリングです。


<対策>​
・外注費の削減
・資金効率の改善のための生命保険見直し​
・技術力PRによる受注先の拡大​
・経営者へ数値把握を指導


<課題>​
①経営者としてのグリップ力があるが、資金繰りが弱い
②自社の強みを把握しPRできていない
③技術を生かした顧客獲得の施策がない​

➤ 継続支援中