代表取締役に就任し5連続赤字を計上、債務超過に陥った。売上増進を掲げ取り組んでいましたが、客観的な財務評価で仮説をたて現場検証し取り組みました。仕入の厳選と販売価格の交渉(付加価値UP)で収益改善。
コロナ渦で、赤字幅が増大し債務超過となる。社員3名の零細企業で、地元密着の商品販売(卸売り、小売り)を行っております。
コンサルティングの内容としては、①決算を時系列で比較②実態財務の作成③コストの内容精査④財務指標の分析⑤代表者ヒアリングを行いました。
<結果>
指導開始6か月でコンサルティングの後はじてての決算を終えました。前期比で減収赤字であったものの収入改善額は約7百万円となりました。補助金等は除いて計算しております。自力で収支改善ができるところまで行い、時間を要するマーケットの拡大や顧客関係の構築は現在継続中です。
指導前:売上高68百万円 経常損益▲8百万円
指導後:売上高63百万円 経常損益▲0.9百万円
※減価償却費2百万円、年借入返済額2百万円を考慮した財務改善
<対策>
・在庫把握と仕入高調整
・売上減少に応じた丁寧な仕入
・売買価格の適正化(値上げ交渉)
・営業体制/ビジネスモデル構築
・経営者へ数値把握を指導
<課題>
①経営者としての計数把握が弱い
②繁忙により経営者としての機能が果たされていない
③市場が縮小しているが、顧客獲得の施策がない
本件は、生命保険法人営業担当からのご紹介いただいた案件です。
➤ 継続支援中