事例№5:後継者育成の不足を補完し事業効率の向上を図るため、役員会に参加し助言を行っています

 代表取締役から後継者育成と財務改善について、相談をうけました。

 事業承継を視野に役員3名に対して経営指導をお願いされ定期的に役員会に参加しています。

 この企業ですが、決算をみると連続赤字と大幅な債務超過です。この現状を受け止め役割課題を明確にすることを指導しました。

 同じ内容の話でも、社長が話すのと私がフィルターとなって話すのでは、伝わり方やニュアンスが違います。組織内の会議では報告が多いため、「改善」「計画」「活動」に重きをおいた内容で生産性を高めました。納期を決めることがルールです。

 会議の次第別にゴールを明確にしながら、議題を進めるスタイルにしているのですが、それでも主体的な発言はまだまだ少ないと感じています。

 会議のゴール(目的)は

・伝えて行動を共有する

・アイデア等を生み出す

・物事を決定する

・コミュニケーションでメンバーがつながる

の4つに分類できます。

こうした目的があります。

ベースになるチームビルディングを行っていきたいと思います。